徹底調査!!精油の種類別 おすすめブランドランキング
精油を販売しているアロマブランドは無数にあり、その値段も内容もブランドによってさまざまです。
ただ精油というのはどれも同じような瓶に入っていたり説明文には耳慣れない言葉も多かったりで、品質の違いや判断基準がわかりにくいですよね。
いざ「精油を買おう!」と思ったとき、さて、どのブランドのものを手に入れるべきか迷ってしまいます。
- 使ってみたい精油があるけど、ブランドによって値段がバラバラ。何が違うんだろう?
- できるだけリーズナブルなほうがいいけど、品質が悪いものは絶対避けたい!
- 少量だけ購入できて、なおかつコスパも良いブランドは?
などなど…
そこで、そんなときに役立つランキングを精油の種類ごとに作ってみました。
「コスパ最高!品質も最高!とにかくベストな選択がしたい!!」という方のお役に立てるようなランキングを目指しましたので、これから精油を選ぶときにはぜひ参考にしてみてくださいね。
ランキングの基準について
ランキングでは、信頼のおける12のアロマブランドから、「コスパ」+「スペック」を比べて、最もおすすめしたいものを精油の種類ごとに順位付けしています。
代表的な12のアロマブランド
この精油ランキングでは、
- AEAJ表示基準適合認定精油*
または、学名・抽出部位・抽出方法・生産地など、天然精油に必要な情報が明記されていること。 - 品質へのこだわりや環境への配慮があること。
- アロマ業界でも愛用者が多いこと。
*「AEAJ表示基準適合認定精油」とは?
AEAJ(日本アロマ環境協会)が定める表示基準(ブランド名・品名・学名・抽出部分・抽出方法・生産地・内容量・発売元、及び注意事項)を満たしていることをAEAJから認定された精油。
(表示の認定であり、品質の認定ではありません)
以上の3点を基準に、代表的な12のアロマブランドを対象としました。
・*Aは、AEAJ表示基準適合認定精油。
・Rakuten・Amazonのリンク先は、公式や正規代理店などに設定しています(なければ検索ページなど)。
・掲載情報は、2024年6月時点のものです。
・ブランドは、アイウエオ順。
- イーズアロマショップ/ease-aroma-shop*A
「気軽にアロマを楽しみたい」「いろいろな香りを試してみたい」という方のために、精油を格安で販売しているブランドです。
低価格を実現するために箱を省いたり手作業でボトリングしたりする一方、精油の鮮度を保つため、月単位のこまめな発注、在庫の冷蔵保存などにもこだわっています。
- エンハーブ/enherb*A
メディカルハーブ専門店の、高品質なこだわり精油。
一本一本窒素充填をしてできるだけ空気がオイルに触れないようにしているため、はじめてフタを開けた時の鮮やかな香りは感動的です。
サイズはほとんどが5mlのみ、値段も高めですが、とにかく香りの良さにこだわりたいという方におすすめ。
- カリス成城/Charis Seijo*A
1983年創業の老舗ハーブ・アロマブランド。
精油の種類もサイズバリエーションも多く、値段も良心的。
レア精油、国産精油もいろいろあってここにしかない香りも多いので、めずらしい精油を探すときにはまず覗いてみたいお店です。
- 生活の木/Tree of life*A
もっともよく知られているアロマブランドといえば、やっぱり生活の木でしょう。
全国に100以上の直営店があり、どの精油も少量から購入できるので、アロマをはじめたばかり、という方も利用しやすいはず。
精油だけではなく、アロマ関連商品の数もかなり豊富です。
- ティスランド アロマセラピー/TISSERAND AROMATHERAPY*A
アロマ界の大御所ロバート・ティスランド氏の、英国アロマセラピーブランドです。
お値段は高めでラインナップも主要精油のみですが、世界35ヵ国以上で長く愛用されているプロからの信頼も厚いブランドです。
日本の正規代理店は、サンファーム商事(ハーブセンター)。
- ナチュラスサイコス/Naturas Psychos*A
定番の精油からアロマテラピーではあまり使わないようなマニアックな精油まで、種類豊富・サイズも豊富に揃っています。そしてお手頃価格。
オーガニックに強いこだわりを持っているブランドで、オーガニック認証(COSMOS)を受けた精油も数多く扱っています。
- ニールズヤードレメディーズ/NEAL’S YARD REMEDIES*A
ブルーボトルがトレードマークの、イギリスのアロマブランド。
環境問題に対するさまざまな取り組みでもリーダー的存在です。
精油の種類はそれほど多くありませんが、アロマバスやアロマトリートメントに使うための質の高い精油がほしい!というときにおすすめです。
- プリマヴェーラ/PRIMAVERA
1986年創業のドイツのアロマブランドで、世界35ヵ国に愛用者がいます。
ドイツ国内ではヘルスケア施設で使用されるなど、その高い品質によってアロマセラピストからも大きな信頼を得ています。
精油のサイズはほとんどが5mlのみ。日本の正規代理店は、(株)おもちゃ箱。
- プラナロム/PRANARŌM
「ケモタイプ精油」を広めたベルギーのアロマブランドで、すべての精油に成分分析表がついています。
精油の成分にまでこだわって納得して使いたい、という方には1番おすすめのブランドです。
日本の正規代理店は、健草医学舎。(公式サイトはTEL/FAX注文のみ)
- フレーバーライフ/Flavor Life*A
90年代に日本ではじめてアロマ関連商品のインターネット通販をスタートしたブランドです。
専門店ならではの豊富な品ぞろえ、お手頃価格で、初心者の方からプロのアロマセラピストまで多くの方に愛されています。
オーガニック認証(Soil Association)を受けた「クイーンメリー/Queen Mary」の精油も扱っています。
- フロリハナ/Florihana*A
フランスのコートダジュールにある蒸留所で「フラッシュデタント(低温低圧蒸留)」という特別な方法で抽出された香り高い精油です。
オーガニック精油の豊富さ(100種以上)、分析表や管理体制の信頼感、低価格設定、香りの良さ、デザイン性など、全体的に満足度の高いブランドです。
オーガニック精油をできるだけリーズナブルに手に入れたい、という方にとくにおすすめ。
- マンデイムーン/monday moon*A
手作りコスメに特化したブランドですが、その材料としてかなりの種類の精油を扱っています。
マニアックなレア精油の数はNo.1で、1mlや2mlなど少量から買えるものも多く、値段はかなりリーズナブル。
「手作り香水を作りたい」「精油をコレクションしたい」という方におすすめです。
コスパ+スペックの「総合ランキング」
各アロマブランドにはそれぞれの特徴・強みがありますが、精油1つ1つを比べてみるとまた違った発見があります。
そこで、それぞれ精油の種類ごとに、
- コスパ
1mlあたりの値段がもっとも安い。
(比較には、10ml精油 [ない場合は10mlにいちばん近い量] の価格を参考にしました) - スペック
精油の条件がもっとも優れている。
(オーガニック、分析表の有無、良質の精油が採れる産地、環境への配慮や優れた取り組み、少量から買える、など)
以上の2点を比較し、その結果を踏まえて最もおすすめしたい精油を「総合ランキング」として順位付けしました。