ローズ精油のブランドランキング(ローズオットー/アブソリュート)

香水やアロマテラピーでもっともよく使われる花といえば、やっぱりローズでしょう。

その華麗で圧倒的な存在感から、ローズはよく「香りの女王」などと表現されます。

あらゆる香りと素晴らしいハーモニーを作るので、１本持っておけば香りの楽しみがぐんと広がります。



市販されている「ローズオイル」には、２つの種類があります。

• ローズオットー
• ローズアブソリュート

このページでは、ローズオットー・ローズアブソリュートそれぞれの「おすすめブランドランキング」を発表します！！

ランキングは、代表的な12のアロマブランドを対象にしています。
(アイウエオ順)

• イーズアロマショップ^＊A
• エンハーブ^＊A
• カリス成城^＊A
• 生活の木^＊A
• ティスランド アロマセラピー^＊A
• ナチュラスサイコス^＊A
• ニールズヤードレメディーズ^＊A
• プリマヴェーラ
• プラナロム
• フレーバーライフ^＊A
• フロリハナ^＊A
• マンデイムーン^＊A

^＊Aは、AEAJ表示基準適合認定精油

このランキングでは、各精油の「コスパ」「スペック」をまず比較し、その結果を踏まえて最もおすすめしたいブランドを「総合ランキング」として順位付けしました。

＼ 総合ランキング ／
コスパ＋スペックを踏まえて最もおすすめしたいブランド！！

・Rakuten・Amazonのリンク先は、公式や正規代理店などに設定しています(なければ検索ページなど)。
・掲載情報は、2024年６月時点のものです。

ローズオイルの選び方

華やかでゴージャスな香り作りには欠かせない「ローズオイル」。

まずは、その種類と特徴を整理しておきましょう。

ローズオイルの種類

ローズオイルを採取するためには、おもに２種類のローズが使用されます。

• ダマスクローズ/Rosa damascena
  主な産地は、ブルガリア、トルコ。
• センティフォリアローズ/Rosa centifolia
  主な産地は、モロッコ。

そして採油するときの方法によって、香りも性質も異なる２種類のオイルが得られます。

• ローズオットー
  ダマスクローズを「水蒸気蒸留」して得たオイル。
• ローズアブソリュート
  ダマスクローズ・センティフォリアローズを「溶剤抽出」して得たオイル。

(センティフォリアローズを水蒸気蒸留しても収率が悪いため、ローズオットーは製造されません)

香りはどう違う？

ローズオットーとローズアブソリュートは、同じ「ローズオイル」でも香りの特徴は大きく異なります。

これは、採油方法によって得られる成分が変わってくるからです。

• ローズオットーの香りの特徴
  フレッシュでみずみずしく、グリーン・スパイシーなニュアンスがあるパワフルなフローラル。
• ローズアブソリュートの香りの特徴
  深く濃厚で、スイート・ハニー感があるソフトなフローラル。

どちらもあらゆる香りと相性が良く、幅広い使い方ができる美しい香りです。


どちらにも違った魅力がありますが、なんといっても高価な精油。まずはどちらか１本を…
ということであれば、

• 柑橘類やハーブと組み合わせて「明るく芳醇なローズ」を楽しみたい！
  → ローズオットー
• スパイスや樹脂と組み合わせて「重厚感のあるミステリアスなローズ」を楽しみたい！
  → ローズアブソリュート

というのをざっくりとした目安にして、使いたいイメージと近い方を選ぶとよいでしょう。

ローズオットーのブランドランキング

ダマスクローズを水蒸気蒸留して得るローズオットー。

１滴だけでもかなりパワフルに香るので、小さいサイズを選んで少しずつ使うのがベストです。

低温で固まる性質がありますが、手のひらで瓶を包んで少し温めると液体に戻ります。


また、ブルガリア産のローズオットーは「ブルガリアンローズオイル」と呼ばれ、最も高品質だとされています。

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１位 / フロリハナ

コスパ：★★★☆☆
スペック：★★★★★

スペックが充実している上位３ブランドの中で、最もコスパが良いのはフロリハナ。

ブルガリアでオーガニック栽培されたダマスクローズを原料にした、とても香り豊かなローズオットーです。

商品ページから分析表や各種データシートをダウンロードできます。
精油瓶がスチール缶に入っているのも嬉しい。

コスパもスペックも満足できるローズオットーなら、フロリハナがおすすめです。


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２位 / イーズアロマショップ

コスパ：★★★★★
スペック：★★★☆☆

ローズオットーは高価な精油なので、気軽にぽん、と買える値段ではありません。

とはいえできるだけリーズナブルに(でも信頼できるブランドで…)というときは、イーズアロマのローズオットーがおすすめ。

ブルガリアのダマスクローズを使用していて、12ブランドの中でコスパNo.1です。

1mlから購入できるのも高ポイント。
(1ml,2mlの小瓶にはドロッパーはついていません)


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３位 / ニールズヤードレメディーズ

コスパ：★★★★☆
スペック：★★★☆☆

ニールズヤードのローズオットーも、コスパの面でとても魅力的。

オーガニック認定などはありませんが、人にも環境にも負担をかけない原料選びには定評のあるブランドです。

サイズは2.5mLのみで、10mLボトルに入っています。

小さな子供が誤ってフタを開けないように、セーフティキャップを採用しています。


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<番外編>「ローズ・アルバ」のローズオットー

ローズオットーといえばダマスクローズを水蒸気蒸留するのが一般的ですが、レア精油として「ローズ・アルバ」から採ったローズオットーも存在します。

• ローズ・アルバ/Rosa alba
  白～淡いピンクの花びらを持つ香り高いローズ。
  この花を水蒸気蒸留すると、軽やかな甘さの「ローズオットー」が得られます。

12ブランドの中では、マンデイムーンが「ホワイトローズ・オットー」という名前で取り扱っています。

ホワイトローズ・オットー / マンデイムーン

コスパ：★★★★★
スペック：★★☆☆☆

ブルガリア産ローズ・アルバの摘みたての花びらを、水蒸気蒸留して得た精油です。

ローズオットーとしてはかなりリーズナブルなので、「手作りコスメの香り付けやオリジナル香水に少し使ってみたい」「ローズの香りを気負いなく使いたい」という方におすすめです。


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ローズアブソリュートのブランドランキング

ローズアブソリュートは、リッチで贅沢な雰囲気の甘いフローラルノートが特徴。

水蒸気蒸留のローズオットーよりも収率が良い分、こちらのほうが手に入れやすい価格です。

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１位 / 生活の木

コスパ：★★★★★
スペック：★★★★☆

１位は、コスパもスペックも優秀な生活の木。

パッケージに付いている二次元コードから、説明書や成分分析表にアクセスできます。

原料に使っているのは、モロッコ産のダマスクローズ。

「まずはお試しで少しだけ欲しい」「日常的に使いたいので10mlにしよう」など、ニーズに合わせて選べるサイズ展開も魅力です。


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２位 / フロリハナ

コスパ：★★★☆☆
スペック：★★★★★

このローズアブソリュートは、ブルガリア/モロッコ産のダマスクローズを溶剤抽出したもの。

フロリハナのオイルは、成分や安全データ、品質保持期限などもしっかり把握したうえで納得して使うことができます。

精油の瓶は、光や衝撃から守るためにスチール缶に入れて送られてきます。

少し割高になりますが、モロッコ産センティフォリアローズのアブソリュートもあります。


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３位 / ナチュラスサイコス

コスパ：★★★★★
スペック：★★★☆☆

コスパNo.1のローズアブソリュートなら、ナチュラスサイコス。

香水にもよく使われるモロッコ産センティフォリアローズを、「フードグレードソルベント抽出法」(溶剤抽出法)で抽出しています。

サイズ展開も豊富。


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まとめ

ローズオットー、ローズアブソリュートそれぞれのおすすめブランドランキングをご紹介してきましたが、いかがでしたか？

ローズの香りは単体でも完璧に美しいですし、ほかの香りとブレンドしてもさらに美しい香りを作ってくれます。

ぜひとっておきのローズオイルを手に入れて、その魅惑の香りを思いきり楽しんでくださいね！