Ylang ylang
イランイラン
学名 | ・Cananga odorata (Lam.) Hook.f. & Thomson f. genuina |
科名 | バンレイシ科 |
別名 | ― |
原産地 | フィリピンのマニラ近郊 |
主産地 | マダガスカル、コモロ、レユニオン |
使用部位 | 花 |
主な成分 | 精油 |
採油部位 | 花 |
採油法 | 水蒸気蒸留 / Ylang ylang oil 溶剤抽出 / Ylang ylang abs. |
採油率 | 0.4~2.5% / oil 花からのコンクリート収率は0.8~0.9%、コンクリートからのアブソリュート収率は75~80% / abs. |
性状 | 黄色~黄褐色 / oil |
主な成分 | ゲルマクレンD、酢酸ベンジル、パラ-クレジルメチルエーテル、リナロール、α-ファルネセン、β-カリオフィレン、安息香酸メチル、酢酸ゲラニル、安息香酸ベンジル / oil α-ファルネセン、リナロール、安息香酸ベンジル、δ-カジネン、β-カリオフィレン、サリチル酸ベンジル、酢酸ゲラニル / abs. |
香り | 甘く濃厚なフレッシュフローラル ウッディ・スパイシー・バルサミックのニュアンスもある |
揮発性 | ミドルノート |
香り強度 | 中程度 |
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Fragrance 香料
香りの 性質 | トップノートにも影響を与える、拡散力のあるフローラル |
主な 使用法 | ブレンドに華やかさやオリエンタル調のニュアンスを与える |
使用量 | 濃厚で個性の強い香りなので、ひかえめに使用する |
注意 | オイル、アブソリュートともに皮膚感作の可能性あり。 使用限度量は、香水全体の0.8%まで。 |
イランイラン精油は、5段階のグレード(等級)に分けられます。
蒸留開始から終了までには概ね15~20時間ほどがかけられ、その過程で段階を踏んで、精油を採取していきます。
はじめのほうで得た精油のほうが、揮発性の高い成分を多く含んでいるため香りの質が高く、後になるほどフレッシュなフローラル感が失われて香りの質が落ちる、ということになります。
イランイラン精油のグレード
- Extra superior/エクストラスーペリア
蒸留開始から最初の30分~1時間に得た精油。
用途:最高級のイランイラン香料として、香水など - Extra/エクストラ
蒸留開始から1時間~2時間に得た精油。
用途:香水、コロンなど - 1st/ファースト
蒸留開始から2時間~3時間に得た精油。
用途:香水、コロンなど - 2nd/セカンド
蒸留開始から3時間~6時間に得た精油。
用途:石けん、化粧品、洗剤など - 3rd/サード
蒸留開始から6時間~蒸留終了までに得た精油。
セスキテルペン類の割合が70%以上。
用途:石けん、化粧品、洗剤など
- Complete/コンプリート
②Extra~⑤3rdまでを一緒にした精油。
用途:全般
蒸留時間が長くなればなるほど、イランイランの持つ華やかなトップノートは失われていき、ウッディ感が強くてあまり拡散力のないセスキテルペン類(カリオフィレン、ファルネセン、カジネンなど)の占める割合が高くなります。
香りの成り立ち
イランイランの香りを特徴づけている成分は、主にパラ-クレジルメチルエーテル、安息香酸メチル、酢酸ベンジルなど。
- パラ-クレジルメチルエーテル
イランイランとカナンガに固有の成分です。 - 安息香酸メチル
少し薬っぽいフローラルな香り。- ジョンキル、チュベローズ、ジャスミンなどにも含まれます。
- 酢酸ベンジル
フレッシュなジャスミン調。- ジャスミンのほか、ナルシス、ヒヤシンスなどにも含まれています。
イランイランのトップノートを構成している成分は、リナロール。
ベースノートは、安息香酸ベンジル、カリオフィレンなど。
- リナロール
軽くフレッシュで、ナチュラルなフローラル香。- ネロリ、ラベンダー、ジャスミンなどの花、バジルやタイムなどのハーブ、ローズウッドやコリアンダーなど、多くの精油に含まれます。
- 安息香酸ベンジル
弱いバルサミックな香り。香料の保留剤にも使われる成分です。- ペルー/トルーバルサムやベンゾインなど、樹脂系に多く含まれます。
- カリオフィレン
ウッディ、スパイシーな香り。- ペッパーやクローブなどに多く含まれます。
イランイランアブソリュートは、より生花に近く、より甘く華やかで柔らかい香りがします。
持続力も高く、単独でも香水のような奥深い香りです。
精油よりもサリチル酸ベンジルを多く含むのが特徴。
- サリチル酸ベンジル
カーネーション調のスパイシーフローラルなニュアンスを持ちます。
相性のよい香り
- イランイランととくに相性がよいのは、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ。
- 香りや成分に共通するものがあってなじみやすいのは、ジャスミン、チュベローズ。
これらの香りは、イランイランを足すことで香り立ちや拡散性が増します。
また、イランイランには香りの重厚さや持続性を与えます。 - イランイランとローズウッドの同量ずつのブレンドは、よく調和して使いやすい組みあわせです。
これをベース(基調剤)にしてほかの香りを足していくと、バランスのよい香りをつくりやすいです。 - イランイラン+ベルガモット+ローズ+バニラは、香水でよく使われる組みあわせ。
ブレンドテクニック
イランイランは強く拡散する香り(特にアブソリュート)で、ブレンドに加えると、香料のトップノートに華やかなフローラル感を与えます。
トップノートに影響を与えるフローラル香料はほかにあまりないため、貴重な存在です。
また、同時に持続力もあります。
ただし強い香りなので、基本的にはひかえめに使いましょう。
イランイラン単独では香りがくどいと感じる場合は、あわせる香りによって印象を変えることができます。
- イランイランのクセをやわらげつつフローラル感のあるブレンドにしたい
→フレッシュ感強めの花精油をあわせます。- ネロリ、ローズ、ゼラニウム、ラベンダー、カモミール・ローマンなど。
- イランイランの重苦しさを弱めて親しみやすい雰囲気を出したい
→柑橘系を足します。- とくにベルガモットは甘さがひかえめでフローラル感もあり、共通の成分(リナロール)を持つため相性がよいです。
- 柑橘系を2種類以上あわせて使うと、爽やかさの存在感が増します。
「柑橘系のどれか」+「レモン or ライム」がおすすめ。
- 柑橘系だけではあまりイランイランを抑えられていないと感じる
→軽い香り+重い香り+イランイランを、3:1:1くらいの割合でブレンドしてみてください。- 軽い香り…柑橘系やミント系など。
- 重い香り…サンダルウッド、ローズ、パチュリなど。
- イランイランを足したことによってブレンド全体の香りがまったりしすぎた
→イランイランには濃厚な甘さの奥にピリッとしたスパイシー感があります。これを適度に強調すると、香りを引き締めることができます。- ブラックペッパー、ジンジャー、クローブなど、スパイス系精油をほんの少し足すとよいです。
イランイランの濃厚な甘さは、ブレンドにオリエンタル調のニュアンスを加えたいときに役に立ちます。
- 異国情緒漂う奥深い香りにしたい
→エキゾチックなイメージの精油とブレンドするとよくなじみ、お互いを引き立て合います。- サンダルウッド、パチュリ、ベチバー、パルマローザなど。
ほかにも、南国のトロピカルなイメージや、グルマンな香調にも効果的に使えます。
これはイランイランが、フルーティな香り成分を多く含んでいるため。
たとえば、安息香酸メチル、リナロール、安息香酸ベンジル、酢酸ゲラニルなどは、フルーツフレーバー(ベリー類、パイナップル、ピーチ、バナナ、アプリコットなど)にもよく使われる成分です。
- イランイランにバニラやベンゾインをあわせるときは、甘さが重くしつこくなりがちなので、爽やかでビターな精油をプラスしてバランスをとります。
- たとえばベルガモットやジンジャーなどで、おいしそうな香りに。
- イランイラン精油をココナッツオイル油にまぜるのは、南洋の国々の定番。
イランイランとココナッツの香りの組みあわせは、南国の島と海、明るい太陽をイメージさせます。
合成香料
「イランイラン」の香料は比較的安価で再現できるため、低価格製品にも多く利用されています。
しかしこれは、イランイランやカナンガの精油をまったく使わず、1から合成することはほとんどありません。
- イランイランの香りは、パラ-クレジルメチルエーテル、安息香酸メチル、酢酸ベンジル、リナロールなどを中心に組み立てられます。
- その中心骨格に、さまざまな要素を足していきます。
・ローズ様の酢酸ゲラニルやゲラニオール
・フレッシュ感を与えるネロリドールや酢酸リナリル
・カーネーション様のメチルオイゲノールやサリチル酸ベンジル - 加えられる可能性のある精油
イランイランのほか、ジャスミン、ネロリ。
ニュアンサーとしてカルダモン。
イランイランは、ほかのフローラル香を再現するときの素材としてもよく利用されます。
- イランイランを調和剤として使用するフローラル
ジャスミン、ローズ、チュベローズ、ライラック、リリーオブザバレー、ガーデニア、リリーなど。 - イランイランを変調剤として使用するフローラル
カーネーション、スイートピー、ハニーサックル、ミモザ、カッシーなど。
香水や化粧品では、主にフローラルタイプとオリエンタルタイプに使用されます。
- 「オリエンタルタイプ」の香料
イランイランにスパイスやバルサム、アニマルノートを組みあわせます。 - 「イランイランブーケ」の香料
イランイランと様々な花の香りに、シトラスノートをいくつか組みあわせ、そして保留剤にアンバーグリスやムスクを使います。
使用されている香水
- No.5(Chanel、1921)
イランイラン精油が多量に使われています。 - Diorissimo/ディオリッシモ(Dior、1956)
リリーオブザバレー(スズラン)がテーマの香水ですが、イランイランアブソリュートを効果的に使っています。 - Loulou/ルル(Cacharel、1987)
バニラの香りとマダガスカル産イランイランをあわせたエキゾチックな香水。
トップノートにイランイランが華やかに香ります。 - Private Collection Amber Ylang Ylang/プライベートコレクション アンバーイランイラン(Estee Lauder、2008)
イランイランの香りにアンバー、バニラ、サンダルウッドをあわせた温かくてぜいたくな香り。 - Gabrielle/ガブリエル(Chanel、2017)
イランイラン、ジャスミン、オレンジフラワー、チュベローズの4種の花を組みあわせたフローラルブーケ。
その他イランイランを含む香水
「Arpege/アルページュ(Lanvin、1927)」
「Samsara/サムサラ(Guerlain、1989)」
「Dune/デューン(Dior、1991)」
「Amarige/アマリージュ(Givenchy、1991)」
「So Pretty/ソープリティ(Cartier、1995)」
「Soleil/ソレイユ(Fragonard、1996)」
「Organza/オルガンザ(Givenchy、1996)」
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Aromatherapy アロマテラピー
作用 | 鎮静、鎮痙、消炎、ホルモンバランス調整、皮脂バランス調整 |
適用 | 緊張、孤独感や落ち込み、パニック、PMS |
注意 | 皮膚感作の可能性あり。 敏感肌の人、2歳以下の乳幼児は注意。 |
アロマテラピーでは、「Extra/エクストラ」または「Complete/コンプリート」グレードのイランイラン精油を使用します。
香りと作用はジャスミンと似た部分もありますが、鎮静作用はイランイランのほうがよりすぐれています。
また、イランイランは「うっとり陶酔させる」「官能的な気分を高める」「心の扉を開く」などのキーワードでよく表現される香りです。
部屋で焚く香りに1滴加えると、雰囲気がガラリと変わります。
ホホバオイルに精油をまぜたものを持ち歩き、必要なときに塗ってもよいです。
これを湯船に垂らして、キャンドルの灯りで入浴するのもロマンチックな気分に浸れておすすめ!
精神のために役立てる
- イランイランの香りは高ぶった気持ちを抑え、ゆったりと落ち着かせてくれます。
焦りや不安だけでなく、おさえられない怒りや恐怖、ショック、パニック時にも役立ちます。- イランイランだけでは香りが強ければ、オレンジやラベンダーをまぜましょう。
- 眠れずに落ち着かないときは、フランキンセンスとレモンをブレンド。
- 抑圧や緊張をときほぐすことで、喜びや幸せを感じやすい精神状態をつくります。
解放的な気分、ものごとを楽しむモチベーションを高め、素直に感じる力、表現する力を強めてくれます。- ラテン名が「パラダイス」である、明るい香りのグレープフルーツをまぜるのもよいアイディア!
- 不安を鎮めて官能的な気分を後押しするには、ボディトリートメントのオイルやアロマバス、ディフューザーにイランイランを加えます。
- カルダモン、ジンジャー、ブラックペッパーなど、スパイスを少量足してもよいです。
(これらは香りが強いので、ひかえめに)
- カルダモン、ジンジャー、ブラックペッパーなど、スパイスを少量足してもよいです。
- 自分の感性や判断、人生を切り拓いていく力に疑問をもってしまったときに、自信をとりもどす助けになります。
- イランイランにベルガモットとサンダルウッドを足しましょう。
冷静に現状を受け入れ、具体的なプランへ向かう力を与えてくれるブレンドです。
- イランイランにベルガモットとサンダルウッドを足しましょう。
身体のために役立てる
- ホルモンバランスを整えるため、PMSや更年期のトラブルに有効。
香水やスキンケア、ヘアケアで取り入れるのもおすすめです。- ローズ系(ローズ、ローズウッド、ゼラニウムなど)、ネロリ、サンダルウッド、パチュリなどをあわせて華やかなブレンドにしましょう。
- 足裏マッサージのオイルに使うと、足のひび割れを防ぎ、水虫などの真菌対策にもなります。
- 立ちっぱなしの足をいたわるには、グレープフルーツかレモングラスをブレンドします。
シーソルトを入れたフットバスのあとでマッサージすると、さらにGOOD!
- 立ちっぱなしの足をいたわるには、グレープフルーツかレモングラスをブレンドします。
美容のために役立てる
- 皮脂のバランスを調整し、肌を保湿します。
湿疹を落ち着かせる力もあります。- とくに脂性肌や混合肌のスキンケアによく使われます。
アロマスプレーをつくって、テカりやすい肌、べたつきやすい髪にスプレーするとよいです。
ブレンドするのは、シダーウッド。 - 乾燥肌(特に炎症を伴うとき)は、カモミール・ローマンをブレンド。
- とくに脂性肌や混合肌のスキンケアによく使われます。
- 頭皮を健やかに保ち、美しい髪を育みます。
デイリーケアとして、全タイプの髪質に使うことができます。 - もろい爪のケアにも効果的。
Herb therapy ハーブセラピー
ハーブとしての歴史と伝承
イランイランは西洋では比較的新しい植物ですが、東南アジアや太平洋の島々では、古くから利用されてきたなじみのある植物です。
伝統的に、イランイランはよくココナッツオイルとあわせて使用されます。
- インドネシアの島々では、イランイランの花をココナッツオイルに浸し、「boori-boori/ボリボリ」というポマードをつくります。
美容や健康のために身体に塗ったり、海水から保護するために髪につけたりして使います。 - イランイランをまぜたココナッツオイルでとくに有名なのは、髪を美しくする作用です。
19世紀には「マカッサル油」という名前でインドネシアのマカッサルからヨーロッパに輸出され、香りの良いヘアオイルとして流行しました。
- 太平洋のサモアでも、イランイラン香油は伝統的に利用されてきました。
─ 作り方はこんな感じ ─
①まず熟したココナッツの果肉に、イランイランの花を加えてよくこねる。これをバナナの葉にくるんで3日間寝かせる。
②さらにココナッツの果肉と花を足してこね、また寝かせることをくりかえす。
③それを天日にさらすとオイル分が上がってくるので、すくって使う。
- インドネシアには、新婚のカップルが夜を過ごすベッドに、イランイランの花びらをまき散らす風習があります。
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Cooking 料理
Gardening 園芸
種類 | 常緑樹 |
背丈 | 野生では20mまで成長する |
環境 | 日あたりのよい暖かい場所、水はけのよい土壌 |
STORY
イランイランノキは、もともとフィリピンのマニラ近郊に野生していました。
それが東南アジアや太平洋の島々に広がり、香りのよい黄色い花でヘアオイルをつくったり、健康のために役立てたりするようになりました。
1884年ごろ、フランス人はインド洋のレユニオン島にイランイランを持ち込みます。
そして20世紀には周辺の島で栽培を開始。
現在イランイランは、香水やアロマテラピーで使う精油のために栽培されています。
今日市場に出まわるイランイラン精油のほとんどは、コモロ諸島と、マダガスカル北部のノシベ島で生産されたものです。
原産地のマニラでは、花を首飾りのレイなどに使うことはありますが、マニラ産のイランイラン精油は完全に姿を消してしまいました。
姿かたち
- 強い芳香を放つ黄金色の花が、枝にいくつかかたまってつきます。
- 6~8cmの花びらは6枚あり、細長いリボンのようにくるくるとカールしています。
- 咲きはじめの色はうすい緑~黄緑で、成熟するにつれて濃い黄色に変わっていきます。
栽培と収穫
- イランイランノキは、火山灰の傾斜地や海岸の土地を好みます。
海抜300mを越える場所では、栽培はむずかしいとされています。 - 東南アジアの熱帯林に育つ野生のイランイランノキは20mにまで成長する大きな木ですが、栽培地では花を採りやすいように、枝を地面近くにたわめてあります。
- とても生命力の強い木で、花をとればとるほどたくさん咲いてくれます。
- 生産地では花は1年中咲いていますが、5~6月の早朝に収穫したものが最高品質の香りとされています。
- 花の収穫は、香りがもっとも強い夜明けから午前9時までに行います。
- 花は、完全にひらいて成熟したものだけを採ります。
花びらのつけ根に赤い線が現れているのが、摘み頃の目印です。 - つぶれたり傷ついたりした花がまざっていると、発酵によって全体の香気が劣化する原因にもなるため、丁寧に収穫されます。
- 摘みたての花から精油をとります。
名前の由来・伝説
- 植物名の「Ylang ylang/イランイラン」は、タガログ語(フィリピンのマニラ周辺で使われている言語)の「alang-ilang/アランイラン(花の中の花という意味)」が転訛したものです。
- 同じ言葉を2度くりかえすのは、タガログ語の特徴。
近縁種・間違いやすい品種
「Cananga odorata」という名前の樹木には、2つのタイプがあります。
- Cananga odorata f. genuina/ゲニュイナ種
イランイラン。 - Cananga odorata f. macrophylla/マクロフィラ種
カナンガとよばれ、イランイランとは区別されます。
Cananga/カナンガ
学名 | ・Cananga odorata (Lam.) Hook.f. & Thomson f. macrophylla |
科名 | バンレイシ科 |
採油法 | 花を水蒸気蒸留(採油率は0.5~1%) |
精油成分 | カリオフィレン、ファルネセン、パラ-クレジルメチルエーテル、パラ-クレゾール、酢酸ベンジル、安息香酸ベンジル、サリチル酸ベンジル |
香り | ウッディ、バルサミック感のある、甘いフレッシュフローラル |
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