Chamomile German
カモミール・ジャーマン
学名 | ・Matricaria chamomilla L. ・Matricaria recutita L. ・Chamomilla recutita (L.) Rauschert ・Chamomilla officinalis K.Koch |
科名 | キク科 |
別名 | カミツレ、ハンガリアンカモミール、スイートファルスカモミール、ワイルドカモミール、カモミール・ブルー |
原産地 | ヨーロッパ |
主産地 | アルゼンチン、エジプト、ハンガリー、ブルガリア |
使用部位 | 花 |
主な成分 | 精油、セスキテルペンラクトン類(マトリシンなど)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリンなど)、コリン、クマリン類 |
採油部位 | 花 |
採油法 | 水蒸気蒸留 |
採油率 | 0.05% |
性状 | 深い青色~青緑色 |
主な成分 | ビサボロールオキシドA、ファルネセン、カマズレン、α-ビサボロール、ビサボロールオキシドB、α-ビサボロンオキシド |
香り | アニマル調を感じるアロマティック フルーティ、甘いタバコ調、干し草のようなクマリン調などのニュアンスもある |
揮発性 | ミドルノート |
香り強度 | かなり強い |
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Fragrance 香料
香りの 性質 | かなり強い、ひとクセある香草の香り |
主な 使用法 | 香り目的で使われることはあまり多くない |
使用量 | かなり強い香りなので、ひかえめに使用する |
注意 | ─ |
咲いているカモミールの花は甘いリンゴのような香りがしますが、カモミール・ジャーマンの精油は、その香りとは異なります。
咲いている花のイメージに香りが近いのは、カモミール・ローマンの精油です。
ジャーマン種の精油は、化粧品に配合されたりアロマテラピーで使われることがほとんどで、香料の素材として使用されることはあまりありません。
香りの成り立ち
- 主要成分であるビサボロールは、マイルドなウッディフローラルを感じる香りです。
- ビサボールオキシドAとBは、ストロベリーに含まれている芳香成分でもあります。
相性のよい香り
- カモミール・ジャーマンととくに相性がよいのは、ラベンダー、ゼラニウム、マージョラム・スイート。
- エキゾチックな香りともよくあいます。
たとえばイランイラン、パチュリなど。
ただし香りが強いため、量はひかえめに。 - カモミール・ローマンをまぜると、ジャーマンの癖のある香りがやわらいでフルーティな甘さが加わるので、ずっと使いやすくなります。
- 柑橘系ならベルガモット、レモン。
フローラル系ならネロリ、ローズと相性がよいです。 - そのほかクラリセージ、ティートリー、ニアウリ、ローズマリーなど、しみとおるような香りともよくあいます。
Aromatherapy アロマテラピー
作用 | 抗炎症、鎮痒、鎮静、抗潰瘍、鎮痛、駆風 |
適用 | 発赤をともなう皮膚症状(湿疹、皮膚炎など)、胃腸ケア、菌・真菌対策 |
注意 | キク科アレルギーの人は使用しない。 薬物相互作用の可能性あり。 |
アロマテラピーで使う「カモミール精油」には、ジャーマン種とローマン種があります。
ジャーマン種は、抗炎症・鎮痒作用が非常にすぐれているため、とても役に立つ精油です。
ただし香りが独特なので、リラックスや気分転換にはあまり向いていません。
一般的に、抗炎症作用が必要なときにはジャーマン種、鎮静・鎮痙作用が必要なときにはローマン種を使います。
カモミール・ジャーマン精油は、3つの重要な成分を含んでいます。
- α-ビサボロール
際立った抗炎症作用があります。
鎮痙作用もすぐれています。 - ビサボロールオキシドA
鎮痒作用にすぐれた成分。 - カマズレン
抗炎症成分。
精油のインクのような青色は、この成分によるもの。
生の植物には見られませんが、蒸留中にマトリシンという成分が加水分解、脱水、脱炭酸を経ることで形成されます。
それぞれの成分の含有量は、産地によって変化があります。
精油を購入するときは、目的にあったケモタイプを選ぶようにしましょう。
ケモタイプ
カモミール・ジャーマン精油は世界中で生産されており、産地によって成分組成が大きく異なります。
α-ビサボロールが豊富なケモタイプ
このタイプはすぐれた抗炎症、鎮痙作用を示します。
スペイン産が多いです。
ビサボロールオキシドAが豊富なケモタイプ
鎮痒作用がすぐれているタイプ。
ヨーロッパ中部の野生種に多いです。
なお、α-ビサボロールは、かゆい肌を鎮めるよりもむしろ刺激するということがわかっています。
鎮痒作用が目的の場合は、ビサボロールオキシドAが豊富なタイプを選びましょう。
精神のために役立てる
- 肌の状態を落ち着かせるのと同時に、過敏になった精神も鎮めます。
肌がかゆくてイライラする、集中できない、眠れないという状況には、いちばん有益な精油です。- カモミール・ローマン、ラベンダー、ゼラニウムのどれかをブレンドして香りを良くするのがオススメ。
- ボディクリーム、冷湿布、アロマバスなどが有効です。
状況にあわせて選んでください。
身体のために役立てる
- カモミール・ジャーマン精油は、抗炎症成分であるα-ビサボロールを含むため、肌の炎症をおさえる軟膏によく使われています。
- 日焼けや軽いやけどには、冷たい湿布をつくりましょう。
- ラベンダーをブレンドすると、よりGOOD。
- 熱を冷まし、炎症をおさえる作用は、肌以外にもさまざまに使われます。
たとえば、胃炎、膀胱炎、関節炎など。
美容のために役立てる
- 全タイプの肌に使えます。とくに乾燥肌、敏感肌に最適。
皮膚がポロポロはがれるような乾燥肌も、しっとりやわらげます。- ゼラニウムをブレンドすると、潤わせてやわらかくする力がUP。
- スイートアーモンドオイルにまぜると、肌をやわらかくするボディオイルができます。
これはクレンジングオイルとしても使えます。
- 肌を清潔にして炎症を抑える作用は、脂性肌のトラブルにも役立ちます。
- ティートリーかニアウリをブレンドすると、さらに◎。
- メンズのボディケア用品、アフターシェイブ、フットスプレーに使われることも多いです。
- 肌の生まれ変わりをサポートしてなめらかに整えるため、ダメージを受けた肌、ひび割れ、傷あと、虫刺されなどにも有益。
- 過敏性の頭皮、抜け毛、フケの対策に。
シャンプー前と後にスプレーをして、指先でマッサージします。- シダーウッド、ローズマリーをブレンドすると良いです。
カモミール・ジャーマンの芳香蒸留水がもし手に入ったら、すばらしい化粧水として使うことができます。
ただしカモミール・ジャーマン精油を蒸留するときは再蒸留が行われるため、芳香蒸留水が市販されることはめったにありません。
カモミール・ジャーマンの精油、芳香蒸留水、植物エキスは、肌によい成分を多く含んでいるため、化粧品にひんぱんに配合されます。
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Herb therapy ハーブセラピー
作用 | 鎮静、抗炎症、鎮痙、鎮痛、発汗、駆風、消化促進 |
適用 | 安眠、胃腸ケア、緊張性頭痛、PMS、しゃっくり、傷や打ち身 |
注意 | キク科アレルギーの人は注意。 |
カモミール・ジャーマンをハーブとして使うときに重要なはたらきをするのは、精油成分とアピゲニンという成分です。
精油成分は主に抗炎症作用を、アピゲニンはすぐれた鎮痙作用を発揮します。
カモミールといえばハーブティーが人気ですが、カモミールティーには一般的にジャーマン種を利用します。
ローマン種も用いられますが、ジャーマン種のほうが風味がよく飲みやすいです。
健康のために役立てる
- 休憩中や眠る前には、ホットティーをつくって香りをゆっくり吸い込みながら飲みます。
緊張やストレスからくる頭痛、胃の痛みにも最適。- レモンバームとのブレンドは、鉄板の組みあわせ。
- ラベンダーを少し、またはローズペタル、リンデンブロッサム、オレンジフラワーなどフローラルな香りを足すと、華やかな風味のティーになり、幸福感・満足感が増します。
- 鎮静力はすぐれているのに苦くてリラックスティーには不向きなハーブも、カモミールをブレンドすることで飲みやすくなります。
- たとえばバレリアン、パッションフラワーなど。
- 発汗をうながす作用があるので、ティーをたっぷり飲むと熱を下げるのを助けてくれます。
- エキナセア、ジンジャー、ローズヒップをブレンドすると、より理想的!
- 婦人科系トラブルへのカモミールの使用には長い歴史があります。
すぐれた鎮痙作用は、月経関連の悩みにも役立ちます。- まったりした味が不快に感じるときは、ピリッとしたジンジャーを足しましょう。
- PMSや更年期の症状には、チェストツリー、レッドクローバーとのブレンドがよいです。
カモミール・ジャーマンの炎症をおさえる作用は、幅広い目的に使うことができます。
- 胃炎には、食べる前にカモミールティーを飲みましょう。
胃の粘膜を保護し、炎症をやわらげるようにはたらきます。 - 鼻炎には、ハーブスチームが有効。
洗面器の湯にハーブを入れ、蒸気を吸い込みます。 - 口内炎や歯肉炎、のどの炎症には、マウスウォッシュやうがい剤にします。
浸剤をそのまま使います。 - 皮膚炎(あせも、湿疹など)には湿布剤、または入浴剤にします。
浸剤をつくって布に浸すか、バスタブの湯に足します。
美容のために役立てる
カモミールティーは、美容にもよい影響を与えます。
- 体を内側からじんわりと温め、顔色をよくします。
- マロウブルー、ヒース、ローズヒップをブレンド。
しっとり潤った明るい肌のための美容ドリンクができます。
- マロウブルー、ヒース、ローズヒップをブレンド。
- お風呂上がりのリラックスタイムに、ハチミツやミルクを入れてゆっくり飲むのもおすすめ。
- 濃いめに浸出して、ハーブごとお風呂に入れるのもよいです。
カモミールの浸剤は、精油の香りが強すぎると感じる人でも心地よくスキンケアに使えます。
作用も、精油よりおだやかです。
- そのまま化粧水として使用する、湿布にする、洗面器に入れてフェイシャルスチームにする、クレイにまぜてフェイスパックをつくる、などの使いかたができます。
- 年齢・肌質を問わず、肌トラブルに有益です。
炎症を抑え、乾燥肌はしっとり整えます。
肌の生まれ変わりをおだやかに促進させるので、老化肌のケアにも有効。 - 眼の湿布は、眼のかすみや充血などを癒してくれます。
温かい浸剤にコットンパッドを浸し、横になって閉じた目の上に置きます。
カモミールの浸剤は、髪を美しくするためによく利用されます。
ヘアリンスとして使うのは、昔ながらの利用法です。
- アップルビネガーやグリセリンをまぜてリンスにするか、クレイにまぜてヘアパックにします。
洗った髪になじませ、しばらくおいてから洗い流します。 - とくに金髪の色をより明るく輝かせ、艶を出すために用いられます。
ひんぱんに使うほど、髪のトーンが明るくなっていきます。
その他の使い方
- シャキッとしたい朝などにカモミールティーを飲むなら、紅茶や緑茶にあわせてもよいです。
- ペパーミント(またはスペアミント)もいっしょに入れると、よりスッキリ!
- ノンカフェインがよければ、ルイボスとブレンドするのもおいしいです。
ハーブとしての歴史と伝承
- ヨーロッパでは昔からカモミール・ジャーマンの花を、ちょっとした不調や頭痛、下痢などを癒すために用いてきました。
- 日本には江戸時代に、オランダやポルトガルから伝えられました。
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Cooking 料理
風味 | リンゴのような甘く爽やかな香り |
主な特徴 | デザートやドリンクの香りづけに向いている |
作り置き | ハーブハチミツ、コーディアル、アルコール |
カモミール・ジャーマンを料理に使う場合、香りがよくて価値があるのは花の部分です。
葉はついでに付いていることはあっても、葉だけを食べたり使ったりすることはありません。
葉がついていると雑味が出やすいため、できるだけ取りましょう。
そして風味を重視するなら、だんぜんドライよりもフレッシュ。
甘く芳醇な香りを楽しめます。
使い方のコツ
- 基本的に、液体の材料に香りをうつして使用します。
花を材料に浸し、香りを抽出したあとは濾して取り除きます。 - シャーベットやソルベ、ゼリー、デザートソースなどに香りをつけるのに使えます。
- カモミールの香りは比較的持続性もあるので、加熱する料理、ソースやシロップの香りづけにも向いています。
- やさしく主張しすぎない香りなので、メインの味の引き立て役、隠し味的な使いかたもできます。
- カモミール風味のデザートやスイーツは、白と黄色の配色にすると、視覚からもカモミールをイメージできてオススメ。
相性のよい食材
さまざまなフルーツの風味とよく調和します。
- マンゴー、バナナ、パイナップル
甘いトロピカルフルーツとは、とくに相性抜群! - ストロベリー
同じ香り成分を含むこともあり、よくなじみます。
カモミールを足すことで、ストロベリーの甘さに立体感や明るさが加わり、より美味しく感じられます。 - 柑橘系フルーツ
さっぱり感を出したいシャーベットなどには、柑橘系をあわせましょう。
カモミールの甘いアップル風味に、スパイスでアクセントをつけるのも効果的。
- シナモン、クローブ
甘味と相性のよいスパイスです。 - ジンジャー、カルダモン
味にメリハリを出したいときに。 - バニラ
甘さに濃厚さや奥深さが出て満足感アップ!
カモミールはミルクやヨーグルト、ハチミツとも相性がよいです。
これらはカモミールの甘い風味をより引き出してくれます。
- ハチミツ、ヨーグルト
甘みやコクを足したいときに。 - ミルク
カモミールティーにホットミルクを入れて飲むと、おいしくて温まります。
水を使用せずに牛乳とカモミールだけでティーをつくると、より濃厚な仕上がりに。
世界の料理
- フランス料理で口直しに出されるソルベやグラニテには、カモミールの香りをつけたものもあります。
- 主にスペイン語圏では、カモミールの花をコーディアルやリキュールの風味づけに使います。
- Manzanilla/マンサニージャ
スペインのリキュール。アルコールに砂糖とカモミールを加えたもの。
ほんのりリンゴのような風味があり、食後や寝る前によく飲まれます。
(ほかにもカモミールティーのことや、オリーブの一種、シェリー酒のことを同名でよぶこともあります)
アイディア
dessert
- ミルクやクリーム、ヨーグルトなど、乳製品を使ったデザートにカモミールの香りをつける。
- カキ氷のシロップ(ストロベリーやオレンジなど)をつくるときに、カモミールの花を加えて香りをつけ、濾す。
drink
- カモミールティーをアップルビネガーで割り、よく冷やす。
ハチミツとレモン果汁を入れて、氷を浮かべる。 - 濃いめにつくったカモミールティーを冷やし、マンゴージュースで割る。
- カモミールのホットミルクティーに、シナモンスティックを浸してまぜながら飲む。
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Gardening 園芸
種類 | 一年草 |
背丈 | 約60cm |
環境 | 日あたりがよく、水はけのよい土壌。 |
STORY
古代の学者や医者が「カマイメロン」とよんでいたカモミールは、果たしてどの種のカモミールを指すのか確かなことはわかりません。
植物種の分類が行われる以前は、人々はそれぞれの地域に存在していたカモミールを、同じような目的で使用していました。
Matricaria属のカモミール・ジャーマンは、以前は真正のカモミールとはみなされていませんでした。
カモミール・ローマンに劣るものとされ、「Sweet false chamomile/スイートファルスカモミール(甘い偽のカモミール)」とよばれることもありました。
しかしそれは、ローマン種が一般的な地域(イギリスなど)での話。
現在、癒しのハーブティーとして世界中で広く親しまれているのは、主にジャーマン種のカモミールです。
数々の化粧品成分にもなっています。
姿かたち
- デイジーに似た、一重の小さな花。
黄色くて丸い中心部(管状花のあつまり)を、白い花びら(舌状花)が囲んでいます。 - 黄色い部分に成分が含まれており、完熟リンゴのような甘い香りがします。
- 直立した茎は枝分かれして、それぞれ頂上に2cmくらいの花を1個つけます。
- 葉は糸のように細く、香りはほとんどありません。
カモミール・ジャーマンとローマンの違いは?
- カモミール・ジャーマンは一年生、カモミール・ローマンは多年生の植物です。
- ジャーマン種の花はローマン種よりも小さく、香りも少し刺激が強いです。
- ジャーマン種の花床(黄色い部分の内側)は空洞で、ローマン種は空洞ではありません。
栽培と収穫
- 種子からかんたんに栽培できます。種まきは春か秋。
生命力が強く、こぼれ種でも発芽し、どんどん繁殖します。 - 春に葉が茂り、初夏から秋にかけて開花します。
梅雨前の、5月ごろの花が香りがよいとされます。 - 晩夏までに花を収穫します。
花だけ採りたいときは、花の下に指を挿しこみ、すくうようにして採ります。 - 花は、露や雨などで濡れていないものを集めます。
購入と保存
- 茎つきのものなら、かるく洗ったあと、使うまで水を入れたコップに挿しておきましょう。
花の部分は傷みやすいので、できるだけ洗わないほうがよいです。 - 保存する場合は、完全に水気をきります。
- 4~5日くらいの保存
キッチンペーパーなどに包んでフタつき容器に入れ、冷蔵庫へ。
それ以上の保存
しっかり乾燥させましょう。
乾燥させるときは、香りの揮発を最小限にするために、温度が高くなりすぎないようにします。
名前の由来・伝説
- 「Matricaria/マトリカリア」という学名は、ラテン語の「matrix/マトリックス(子宮)」、または「mater/マテール(母)」に由来します。
これは昔から、婦人科トラブルを癒すために用いられてきたことをあらわしています。 - 「Chamomile/カモミール」という植物名は、ギリシア語の「kamai(大地の)」と「melon(リンゴ)」の組みあわせである「chamaimelon/カマイメロン」が語源です。
カモミールの花がリンゴのような香りをもっているため。
近縁種・間違いやすい品種
一般的に「カモミール」の名で栽培される植物は、主に3種類あります。
- カモミール・ジャーマン(Matricaria chamomilla)
一年草。
主にハーブティーやアロマテラピーで使用します。 - カモミール・ローマン(Chamaemelum nobile)
多年草。
主にフレグランス製品やアロマテラピーで使用します。 - ダイヤーズカモミール(Cota tinctoria)
多年草。ローマン種と近縁。
主に染料として使用します。
また、その3種とは別に「カモミール・モロッカン」とよばれる植物が2種類存在します。
- カモミール・モロッカン(Tanacetum annuum)
ジャーマン種と近縁で、花から採った精油はカマズレンを多く含んでいるため濃青色をしています。
「カモミール・モロッカン」よりも、「タナセタム」という名前でよばれることが多いです。 - カモミール・モロッカン(Cladanthus mixtus)
ローマン種と近縁です。
「ワイルドカモミール」という別名もあり、同じ別名を持つジャーマン種と混同しないように注意が必要です。